暇人が考えるHey! Say! JUMP全員出演ドラマの設定とか


【注】なんかめっちゃ重いです。




ーーーこの街では、雨の日に、人が消える。


一つの事件を追う者、追われる者、全てを知る者。

其々の想いが交差する時、結末は予想もしない方向へ走り出す。





登場人物



薮宏太

「忙殺されそうな位が、俺は一番好きかな。」

神奈川県警捜査一課第一班巡査長。
懐の広さに定評あり。でも怒らせると怖い(らしい)。署内で姿が見えない時は中島の研究室に居る事が多い。連続殺人犯に既視感を抱いている。八乙女とは警察学校時代からの腐れ縁。
あまり感情的にはならないタイプ。冷静で自分を客観視できる人。いい意味で感情を表に出さず、常に穏やかなので後輩から「仏の薮さん」と呼ばれている。
実は高校時代、一年間だけ伊野尾と同じクラスだった。それなりに仲良くしていたが卒業と共に疎遠に。




「なにが死神だよ、あいつはただの犯罪者だ」

神奈川県警捜査一課第四班巡査長。
地道な情報収集を繰り返し、山を取る堅実派。自分にも他人にも厳しく、お小言が多いが部下や上司からの信頼は厚い。現場で遺体を見るとどうしても嘔吐く体質が治らない。
昔とある事件に巻き込まれた際、自分を助けてくれた警察に憧れてこの仕事に就いた。
憶測や勘ではなく、しっかり確実に物事を進める。しかし、時々感情的になる所があり、その点を危惧される事も。
岡本の直属の先輩にあたる。岡本に対して非常に厳しいものの、彼の実直な性格を誰よりも一番理解しているのも八乙女である。




「負けたくないんだ、自分自身に。」

神奈川県警捜査一課第四班巡査長。
父親も警察官でその姿に憧れ同じ道を歩むことに。冷静に周囲を観察することができ、他人の感情の起伏にとても敏感であると同時に、底抜けに優しく人を疑うことが出来ない性格。それ故に、この職に就いたのが正解なのか悩んだ時期もあったが、八乙女のお陰で精神的に救われ、それ以来八乙女をとても慕っている。
中島とは同い年で、配属こそ違うものの非常に仲がいい。ド天然な所に目をつけられた為、中島のいたずらの格好の餌食である。



中島裕翔

「伝えたかったこと、全部僕に教えてね」

神奈川県警科捜研所属。
主に現場や被害者の身体に残された物的証拠鑑定を得意とする。その若さながら鑑定の迅速性、正確さは署外でも非常に評判が高く、警視庁から何度も引き抜きの話が来ているが「やだ!ここがいい!」(原文まま)と断り続けている。
恵まれた体型や整った顔立ちからは想像出来ない程子供のような性格をしており、分析に没頭すると二日間くらい睡眠を取らない悪い癖がある。疲れている時に巨大化した食べ物に襲われる夢をよく見るらしい。



山田涼介

「雨の死神、か」

面白い事しか必要ない、自分の興味を唆られる事件しか追いかけない、がモットー。不定期に掲載される彼の記事は好き嫌いこそ激しいが熱烈な読者を持つ。
しかし、その分一度目を付けた事件はどんな手を使ってでも執拗に追いかけ回す為、同業者からは毒蛇と呼ばれている。連続殺人事件を追い掛ける内、知念に狙われてしまう。
有岡、髙木の贔屓客。二人とはタメ口で話すが実際の所山田が一番年下である。
甘いものに目がなく、コンビニスイーツから百貨店の高級品まで網羅している。



有岡大貴

「自分がドラマの世界にいるみたいで、すんげー興奮すんの」

表向きは私立探偵、その実態は情報屋。子犬のような外見と人懐っこい笑顔で話した奴は大体友達を地で行く人。彼の顔の広さがこの情報屋の最大の武器である。天性の愛され気質。
ただ、その真っ直ぐすぎる程の純粋さが恐ろしい、と言われることもしばしばだという。
実は連続殺人事件の全容をほぼ把握しているのに、リークせず泳がせている。理由を知るのは髙木だけ。
仕事部屋が驚くほど汚く、髙木に度々注意される。反省は口だけなので、一向に片付かない。



「分かってるんだ、自分が一番最低だってこと」

有岡の経営する探偵事務所の従業員。勿論彼も情報屋である。有岡とはタイプが違うが彼も他人の懐に入り込むのが非常に上手い。情報収集を得意とし、特に異性との駆け引きを得意としているが、本人は自覚なし。付けられたあだ名は「全自動女たらし」。
華やかな外見とは異なり非常に穏やかで優しい性格で、自由奔放な有岡や山田に振り回される苦労人でもある。ちなみに、店主は年下だが、何故か有岡くんと呼んでいる。夏の朝はサーフィンで留守にしていることが多い。
連続殺人事件の全容を知っている一人。しかしリーグすることが出来ず、現状から抜け出せない自分を責め続けている。



伊野尾慧

「人間なんてさぁ、あっけないものだよ」

普段は設計事務所で働く青年。周りからの評判は温厚で穏やかな好青年。その裏側の顔は市内で起こる連続殺人事件の犯人である。
しかし、本人には犯行中の記憶が断片的しかなく、その事がより一層彼を不安定にさせる要因となっている。
4際の時に両親が離婚。父親に育てられ、7歳の時に父親が再婚。知念と血の繋がらない兄弟となる。
犯行は雨の夜のみ。狙うのは長髪の女性。彼がこれほどまでに長髪の女性に拘る理由は産みの母親が原因である。


知念侑李

「慧ちゃんが全てで、僕はそれを守るだけ」

生まれてまもなく父親が病気で死去。母の手一つで育てられる。5歳の時、母親の再婚で伊野尾と血の繋がらない兄弟となる。
あまり感情を表に出すことがなく、何事にも関心や興味が薄いが、伊野尾に対しては異常な程に固執し、兄として敬愛している。伊野尾が殺人に手を染めた理由を知る唯一の人物。
伊野尾の犯行を邪魔する者に対しては誰であろうと容赦なく危害を加える冷酷な性格である。自分達の周りを嗅ぎ回り、しつこく追いかけ回す山田を酷く嫌っている。







まぁ設定はこんなもんで。伊野尾さんの母親が原因ってのも一応考えたけど倫理的にどないやねんみたいな感じだし後々出していった方が楽しいよねってことで割愛。


かといって別に続ける訳でもないんですけどね。たまーに気が向いたら書こうかな、くらいの気持ちです。