捨て猫拾ったら伊野尾くんでした

 

 

 

 

昨今の伊野尾くんと猫を組み合わせておけばなんとかなるだろという大人の作戦にまんまと釣られているヲタクです。

 

 

可愛いのはもう勘弁だよ~って言いつつテンションが上がってしまうのは許してもらいたい。だって破滅的に顔が可愛い。

 

 

 

 

Hanakoやシュシュアリス、志村どうぶつ園と何かと猫との共演が多い伊野尾くんを見ていると、もはや伊野尾くんが猫なんじゃないかと思い始めてきてしまう脳内パッパラパーはこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

伊野尾くんとの出会い的な

(注意!)

▽▽▽▽▽▽▽▽▽

 

 

 

 

 

 

 

花冷えの夜、一匹の猫を拾った。

 


バイトの帰り道、小雨がしとしとと地面を濡らす。その音に混じってどこからか聞こえるか細い鳴き声。小雨の音にかき消されそうなそれを聴き逃さないように近付いていく。

道端の茂みに見つけたのは傘に守られた大きなダンボール。中をそっと覗くと、毛布に包まれた仔猫が震えていた。

 

 

 

「ちっちゃい・・・」

 

 

 

思わず呟いてしまった。しゃがみこんでそっと手を伸ばす。片手で持ち上げられる位に小さな身体は、夜の寒さですっかり冷たくなっていた。みぃ、と心許なく小さく鳴いて掌に擦り寄ってくるその姿に胸が痛んだ。

とくん、とくん。伝わってくる心音は、確かに生きているという証。

 

 

 

気付けば、その子を毛布ごと抱き抱えて、家路を急いでいる自分がいた。

その他諸々は、後で考えればいいのだ。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

ネットを駆使して懸命に看病した甲斐あってか、二週間ほどで家の中をぱたぱたと走り回れる位に元気になった仔猫。

 


艶のある黒い毛並みに包まれて、目は少し青みがかった灰色をしている。気分屋だけれど甘えん坊なのか、一日家を開けた後は控えめに擦り寄ってくる(あの夜に拾った時みたいに)。

 

 


たまたま通りかかったペットショップで一目惚れして買ってきた青のレザーに鈴が付いた首輪を付けてあげている時にふと気付く。

 

 

 

「あ、そうだ・・・名前。つけてなかったね」

 

 

 

すっかり看病に気を取られていて、名前を付けてあげるのを忘れていたのだ。この大きさだときっと名前も付けられることなく手放されたのだろう。

 

だったら、とびきり素敵な名前を付けてあげたい。

 

 

よいしょ、と抱き抱えて、ゆらゆら尻尾を揺らすその顔をじっと見つめる。大きな瞳が蛍光灯の光を受けてキラキラと煌めいて、まるで

 

 

 

「・・・宇宙みたい」

 

 

 

そう、二つの瞳の中に宇宙が存在しているような。ずっと見つめていたくなる瞳をしているのだ、この子は。

 

 

 

「宇宙・・・惑星・・・星・・・・・・」

 

 

 

けれどいざ考え出すとなかなか決まらないもので、結局布団に入ってからもあたしはしばらく頭を悩ませていた。

 

数分後、するり、と隙間から侵入してきたその子。お腹辺りに収まるのは就寝の合図。ぴたり、と動かなくなったのを確認して、明日には名前、決められるといいな・・・と目を閉じた。

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

カーテンの隙間から差し込む光で目が覚める。ぼんやりとした意識が徐々に覚醒していく感覚。

先に起きていつも枕元であたしが起きるのを行儀良く待っている子がいない。珍しいこともあるもんだ、と大きく伸びをして起き上がる。

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

不意に鳴るチャイムに驚いて時計を見ると、まだ八時を過ぎたばかり。こんな朝早くに・・・?と不思議に思いながら慌てて玄関に向かう。

 

 

そういえば玄関に向かうまでの道のりにあの子がいなかった、というのは後で思い出すことになる。

 

 

 

「はー・・・・・・・・・い、」

 

 

 

 

スローモーションに見えた、というのはよく聞くけれど、まさか実際に自分の身に起こるだなんて思わなかった。

 


線の細い身体、でもあたしより大きな背丈。目線を上げれば、ふわふわとした黒髪が陽に照らされてほんのり茶色に透けている。
猫のような大きな瞳があたしを捉えた瞬間。すうっ、と細くなる。ふっくらした唇の端がきゅっ、と上がって、

 

 

 

「ねぇ、」

 

 

 

と舌っ足らずな甘い声が響く。

 

 

 

「あのね、にんげんになれたよ、かみさまに、おねがいしたら、にんげんに、なれた」

 

 

 

そう嬉しそうにはにかんで言葉を零す彼の右手には、昨日あの子の首につけたはずの青いレザーの首輪。チリン、と控えめに音を鳴らしていた。

 

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽▽▽

 

 

 

 

 

っていうね!

 

 

 

今のビジュアルを変える気が無いのならこういうぶっ飛びファンタジー作品でも作ってください。

同期岡くんと朝チュン

 

 

同期岡くんとの出会い~自宅への連れ込みはこちらから。

 

http://mimimi66b.hatenablog.jp/entry/2016/03/29/212804 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目覚ましのアラームが鳴らない朝、自然と目が覚める土曜日。カーテンを閉めていても、明るい部屋は見慣れた景色で。

徐々に覚醒していく意識の中、ふと、隣を見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同期岡くんが隣で寝ています。

 

 

裸で。

 

 

 

 

起き抜けの頭で必死に思い出そうとすればするほど、恥ずかしい記憶(勢いに任せて家に招き入れたこととか、初めて見た余裕のない男っぽい表情とか、それでも触れてくる手は優しいこととか)ばかりが蘇って悶えるばかり。

 

 

 

 

『(・・・シちゃったんだよね、だいちゃんと・・・あーぁう、どうしよう、いや、どうしようもなにももう終わってるけど・・・)』

 

 

 

 

一人であたふたしていると、んん・・・と同期岡くんが唸る声が聞こえた。

慌てて背中を向けて、この煩い心臓を落ち着ける為に寝た振りを決め込むことにした。

だって、そんな、どんな顔してればいいか分からないから。

 

 

 

 

空気で同期岡くんが起きたのが分かる、布擦れの音だけが自棄に耳に纏わり付く。

お願いだから、少しだけでいいから、起きてることに気付かないで。気付いても、そっとしておいて。

 

 

 

 

そんな願いもむなしく、同期岡くんは掠れた声で呟く。

 

 

 

 

「・・・起きてるんでしょ、」

 

 

 

 

驚きで動けないあたしの肩に、同期岡くんの手がそっと触れる。掌から素肌へ直に伝わる高い体温のせいで、落ち着いた筈の心拍数が上がるのを感じた。

 

 

きっとこれ以上狸寝入りを決めた所で、遅かれ早かれバレてしまう。

諦めてもう一度同期岡くんの方へ向き直る。が、視界に飛び込んできた予想外の光景にあたしは目を丸くしてしまう。

 

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

枕元に正座をし、頬を赤く染めて、気まずそうに視線を逸らす、同期岡くん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故だ。

 

何故お前が顔を赤くしている。 

 

 

 

 

 

『・・・違うじゃん』 

「・・・なにが」

『そこは余裕のある笑顔で「おはよ、」って囁いてくれるのがセオリーでしょ!?なんでだいちゃんが真っ赤になってんの!?』

「はぁ!?知らねぇよそんなの!俺だって恥ずかしいわこんなベタな朝チュン!」

『昨日の強引な雄っぽさはどこへ行った!?!押し倒して「やだって言っても、やめないから」って言ったあの有岡大貴はどこへ行った!!?』

 「っやめろやめろぉ!蒸し返すな!今なら羞恥で死ねる!」

『あんなにかっこ、よかった、のに、・・・・・・』

「いや思い出して恥ずかしがんなよ!」

 

 

 

 

寝起きのテンションとは思えない程、饒舌なバトルを繰り広げてお互い枕に倒れ込む。まくし立ててしまったせいで息が上がる。

 

同期岡くんも同じようで、はあ、と息をついてからこっちを見て笑う。つられてあたしも笑ってしまう。

なんで朝からこんな事に・・・と思うのと同時に、まだ軽口を叩けることに安心した。

 

 

 

 

少し落ち着いた所で、ふと、昨日の事が過ぎる。

 

 

同期岡くんは、告白されてて、付き合うかもしれなくて、でもまだ返事はしてなくて、あたしは、告白されてないのに、エッチして、その後は?

 

 

 

 

ツキン、と胸に鈍い痛みが走って、思考は最悪のパターンばかりを想像させる。

 

同期岡くんはそんな最低な事はしないって、分かっているけど、真意が聞けてない今は、その可能性だって半々なのだ。

 

 

 

油断すれば涙が溢れそうで、唇を噛み締めて堪える。こんな情けない顔は見られたくない、枕に突っ伏してやり過ごす。

 

沈黙は一分もなかったかもしれない。それでも、あたしには何十分にも何時間にも感じられるくらいだった。

 

 

 

 

グッ、と距離を詰められた気配がして思わず顔を上げると、覗き込むようにこっちを見る同期岡くんと目が合う。

 

 

 

黒目がちな目がゆるり、と細まって、優しく笑いかける。あたしの大好きな、同期岡くんの笑顔だった。

 

 

ぽんぽん、と何度か頭を撫でて、決心したかのようにゆっくりと話し出す。

 

 

 

「俺さ、ちゃんと断るよ」

 

 

 

 

何を、なんて聞かなくてもわかった。

 

やだなぁ、ずっと一緒に居たから、分かってしまうだなんて。

 

 

 

 

「怖かったんだ。この関係が崩れること。だから、試すような事言っちゃった。ほんとに、ごめん」

 

 

 

 

でもさ、ずっとお預け食らってたんだから、これくらい許して?、と呟いた顔は少しだけ拗ねたような表情で。

 

あぁ、そんな顔させてしまってごめんなさい。

 

 

 

そっ、と擦り寄る。ぴったりとくっついて、感じる速い鼓動はきっと、あたしだけのものではない。

 

 

 

さっきよりも幾分か明るくなった窓の向こう。柔らかな陽がカーテンを透かして、ほんのりと部屋を色付ける頃。

 

 

 

 

すれ違いながら、ようやくたどり着いた答えに二人で笑い合うのだ。

 

 

 

 

「俺と、付き合ってください。」

 

BESTと朝チュンがしたい

 
 
 
ので薮先輩髙木先輩八乙女先輩と朝チュン!伊野尾先輩は前書いたからね!!!同期岡くんは長くなるから別で書くよ!有岡担は暫し待たれよ!!!
諸々の設定とかは前の記事を見ろ!嘘ですごめんなさい見てください!
 
 
 
 
 
 
①薮先輩
 
 
 
先輩より先に目が覚める。向かい合わせで腕枕されて寝てたからお顔が良く見える。いつもの意地悪な笑みは影を潜めて、すやすやと穏やかに眠る薮先輩。
 
 
 
 
『・・・』
「・・・」
『(・・・まだ寝てる)』
「・・・」
『・・・』
「・・・そんなに見られたら照れんだけど」
『っ!?』
 
 
 
 
実は先に起きてた薮先輩。うっすら目を開けたのち、ニヤニヤと笑いながら腕枕してない方の手でほっぺたをするする撫でる。それだけで昨日の事を思い出して顔が熱くなる。
 
 
 
 
「何?見蕩れてたの?」
『ち、ちがいます』
「ふーん・・・」
 
 
 
 
まさか昨日の事思い出してドキドキしてるなんて言える訳なくて俯いてたら、ねぇ、と耳元で優しい声がして、
 
 
 
 
「・・・昨日シたこと、思い出した?」
 
 
 
 
 
 
 
お見通し~~~~~~~!!!!!(ここにきてのIKKO)
 
 
 
 
動揺でキョロキョロしてたら子供みたいに笑って、「分かりやす過ぎ、ほんと面白いわ」って頭ポンポンって撫でてぎゅって抱き締めてくれる薮先輩。いつもの意地悪具合に朝の優しさが相まってさながらカフェオレみたいだね(?)
 
 
 
 
 
 
②髙木先輩
 
 
 
いつの間にか先輩に背中を向けて寝てたらしく、目が覚めると一面壁。
ただしお腹には腕を回され抱きしめられてて、首元には柔らかな髪が当たってくすぐったい。
抱き枕かなんかかと勘違いしてんじゃないかってくらいの抱き締める強さに驚きつつ、抜け出そうと身をよじると
 
 
 
 
「・・・んん、」
 
 
 
 
肩口にグリグリとおでこを押し付けてさらに強く抱きしめてくるから、なんか可笑しくなってきて笑いながら咎める。
 
 
 
 
『先輩、くるしいです』
「んー・・・まだねれる・・・」
『あはっ、くすぐったいからそれやめてください』
 
 
 
 
 腕が緩んだ隙を見て、クルッと向かい合わせに体勢を入れ替えると、うとうととまた夢の中に入ろうとする先輩。
いつもとは違う子供みたいな表情に、愛しさがこみ上げて控えめに抱きついてみると、優しくギュって抱きしめ返してくれる先輩。
 
 
 
 
『先輩って可愛いんですね』
 「んー?んー・・・」
『もう一回寝ますか?』
「ふふ、うん」
 
 
 
 
カーテンの隙間から陽の光が差す部屋で二度寝。いいですねたまらんですね甘すぎて砂糖吐きそう。
 
 
 
 
 
 
③八乙女先輩
 
 
 
目が覚めると隣に先輩がいないことに気付く。ふと耳をすますとリビングから物音が。身を起こそうとしたと同時にドアが開く。
 
 
 
 
「目ぇ覚めた?」
 
 
 
そこにはエプロン姿の先輩が。「ちょうどよかった、朝飯できたぞ」と微笑んだ顔は会社では見た事の無いくらい柔らかい笑顔で。
思わず照れるけどそもそも朝ごはんを先輩に作らせるってどうなんだって考えて慌てて謝る。
 
 
 
 
『おはようございます・・・』
「おはよ、」
『すみません、先輩に朝ごはん作らせるなんて』
「いいよ、俺眠り浅いからいっつもこんな感じだし」
『でも、』
「料理も嫌いじゃないから気にすんな」
『・・・すみません・・・・・・』
「・・・・・・っあーーー!もう!」
 
 
 
しょんぼりして項垂れていると不意に頭をわしゃわしゃと撫でられて、驚いて顔を上げると、ベットの淵にぼすん!と座って顔を真っ赤にした先輩と目が合う。予想外の表情に固まってしまう。
 
 
 
 
「昨日、無理させたから、・・・だから、」
 
 
 
 
罪滅ぼしっていうか、なんていうか・・・と歯切れ悪く呟く先輩。
呆然とした後、思わずクスッと笑ってしまったのを見られて、ほっぺたを抓られる。
 
 
 
 
「なに笑ってんだよ」
『ひゅいまひぇん・・・っふふ、』
「・・・はぁ、飯冷めるから早く来いよ」
 
 
 
 
立ち上がってリビングへと消えていった背中を追い掛けて、あったかい朝ごはんを二人で囲むのです。
 
 
 
 
ほんとはちゅーかなんか入れようとしたけど八乙女先輩はそんな朝から破廉恥なことしません(モンペ)
 
 
 
 

Tasty Uをギッチギチの妄想で染めて考察してみた

 

 

 

まぁ、題名通りなんですけど。

 

今回のアルバムで1番好きな楽曲がTasty  Uなんですね。歌詞があんな感じだから妄想するしかない訳ですよ。公式から売られた喧嘩は買うっきゃない!

 

 

先日、コンサートの興奮冷めやらぬまま、Twitterで考えたものをずばばばーっと投下して見たものの、なんだか一晩経つとしっくりこなくて、もう少し視点を変えてみようと思って書いてみました。

 

 

恐らく、許されざる恋愛、みたいな感じで一人だけの心情に準えた歌詞だと思うんですが、敢えて男性を二人にして心情に割り振ってみました。故に整合性が取れてない部分もあるかとは思いますが、そこはご愛嬌で。

 

 

 

無自覚に翻弄する女性に揺れ動く二人の奥底に渦巻く本音?という形で解釈したことになります。

 

 

 

 

 

~みんさん的妄想に則ったTasty Uの楽しみ方~

 

 

①まずは推しを一人選びます。

 

②もう一人推しを選びます。

 

③どちらを本命、浮気相手にするかを死ぬ気で選びます。

 

④今から繰り広げる妄想に当てはめて楽しんでください。

 

 

 

 

 

非常に簡単、単純明快ですね。

それでは行ってみましょう。

 

 

あたしですか?

当たり前に八乙女くん(本命)と伊野尾くん(浮気相手)です。

 

 

 

 

@本命くん(八乙女くん)

 

→  “ 愛する事は、許すこと。 ”

 

心の底から彼女を愛してるし、彼女からも愛されてる筈なのに、与えられる愛情に微かな空虚を感じてしまう。核心に触れれば全てが終わる事を恐れて踏み込めないまま、今日も彼は彼女の不透明な嘘を許す。

その無償の優しさが、人を不安にさせてしまう事を分からずに。

 

 

@浮気くん(伊野尾くん)

 

→  “ 愛する事は、奪うこと。 ”

 

奪い取ることでしか恋や愛の意味を見い出せない可哀想な人。いつものように手に入れた筈なのに、心だけは何処か別の場所に置いてきたような表情をする彼女に、気が付けばのめり込んでいた。

愛したいと思えば思うほど、愛されたいと叫ぶ心が痛む。

 

 

 

 

※ここで出てくる彼女について簡単に解説

 

過去の恋愛で傷付き、相手に全てを曝け出してしまう事に言いようのない不安を感じている。

本命くんが自分に注いでくれる際限のない愛情に浸りながらも、いつかこの恋も終わってしまうのなら、と真摯に向き合うことが出来ずにいた。

 そんな不安な感情の隙間に流れ込んできた浮気くん。秘密裏に身体を重ねる度に彼の読めない心を覗いてみたいと思う反面、彼にのめり込んでしまう事への恐怖が影を落とす。

 

 二人の間で天秤は揺らぐ、最後に傾くのはーーーーー・・・

 

 

 

 

 

 

 と、まぁ大体の人物設定を書き出してみました。いのひかで考えてますが、置き換えが効くようにあまり二人と直結するような個性は出さないようにして、色んなメンバーで試せるようにしたつもりです。

 

 

ではでは、歌詞の流れに沿って抜粋しながら邪推していきますね。

 

 

 

 

 

壊れてしまいそうな指先
マニキュアが漂わす甘い香り
口元が少し動く瞬間が
僕らの夜 始まりを告げる Open the love game

 

 

⇒まぁ言わずもがな浮気くんとのベットインになる訳ですけども。手元の描写が続く感じ、互いの指を絡ませて体温を分けながら高め合う夜の始まりっぽくて好きです。

全然夢ないこと言いますけど、マニキュアって甘い匂いしないじゃないですか。シンナー?アルコール臭いというか。その匂いすら甘く感じて、気持ちが高ぶる要因になるくらい好きってことですよね。

 

それまで言葉少なだった彼女の色づいた唇が、誘うように動けばもうそこからはさっきまでのまどろっこしい動きは終わってそっからはもう、あれ、うん、あれ、ですよ、うん。

 

 

 

 

可憐なその笑みで 隠した傷跡は
夜に滑って溶けてゆく

 

 

⇒好きだからこそ、ふとした瞬間笑顔の隙間に覗く寂しそうな表情の意味を知りたくて、それでも踏み込めずに夜は更けていくのです。踏み込まないことこそ、愛だと思ってる本命くん。でも、気付かぬ内に己の首を絞めてる。

隣で眠っている彼女を見つめながら、怖くて聞けないその質問を夜の静寂に溶かしていく。頭を撫でて、手に伝わるその温もりだけが、今唯一信じられるものなのかと思うと、不安で胸がザワつく。

 

溶けていくっていう描写がすごく好きです。意志とは裏腹に、っていう背景が見えてくるので。

 

 

 

 

綺麗に無邪気に永遠に
君とロマンスに揺れる約束さ

さよならに触れずにおやすみ
あの夜まで戻れるのさ
嘘なんてもう要らない
「愛したい」

 

⇒一番の歌詞は本命くん。

 例え別の誰かと夜を過ごしていたとしても、【綺麗】で【無邪気】な君は僕にとって【永遠】だという解釈。(クソ重くてすいません)

【あの夜】っていうのは浮気される前の夜を指していて。まだ自分だけの彼女だった頃にどうか戻ってくれますように、という願いを込めて微睡む彼女におやすみを告げる。何度言おうとしたか分からない “ さよなら ” を、また伝えられずに飲み込みながら。

 

今よりもっと深く、激しく【愛したい】

 っていう嫉妬が渦巻くドス黒い感情だといい。

 

 

 


Bitter な静寂すら君は
楽しんでいるように空を見てる
裏腹な言葉だけを見透かして
絡んだ紐 運命を解いていく My girl

 

⇒元々お喋りが多い方ではないけれど、二人で過ごしても無言が増えたこと。浮気相手との逢瀬が始まってから、見たことないような憂いが横顔から溢れていること。絡まった紐の様に募る焦燥感。

それでも彼女に触れられれば、その気持ちはいとも簡単に結び目が緩むように解けて、最後に微かな甘い痛みを残すだけ。【運命】を【解いた】先には実は何も無いよっていう。

 

 

大体彼女の浮気に気付いてんのにそれを見逃してる(ふりしてる)時点でどうなんだって話ですけどね。

 

 

 

 

危険なルーレット このスリルに賭けて
君を 奪って駆けてゆく

 

⇒この場合の【危険】は本命くんにバレるバレないの問題ではなく、 “ 略奪 ”  か “ 決別 ” かということになるかと思うんです。

手に入れれば今より更に彼女にのめり込んで心の奥まで蝕まれる。手放せばいつまでも眩い残像に手を伸ばし恋焦がれる。どっちに転んでも浮気相手にとっては危ない橋を渡るようなもんで。イコール【スリル】ですね。

 

次の一行で浮気相手がどちらを選んだかっていうのは、もう言わなくても分かると思います。なので言いません。

 

 

 

 

最後に嫌いになれずに
君の駆け引きに踊る約束さ
情熱に淫らにおやすみ
あの夜へと誘うのさ
まやかしはもう要らない
「愛して」

 

⇒重要なのは、彼女が浮気相手に本気で色恋の感情を抱いていないことです。心の片隅にはやはり本命くんがいて、そこは揺るがないというか。

勿論彼女に本命がいるのも知ってるし、割り切って過ごしてきたつもりだったのに、【駆け引きに踊らされてた】と気付いた時には、もう抜け出せない程に彼女に溺れていた浮気くん。

 

一番では本来の意味での【おやすみ】と解釈しましたが、二番での【おやすみ】の対象物は感情だと捉えます。

身体を重ねてる今この瞬間だけは、俺のことだけ考えて。彼氏への愛情はどうか眠らせて。っていう意味の【おやすみ】かなぁと。

いくら抱きしめて奥まで触れて愛を囁いても同調の台詞は返ってこない、どうにかなりそうな身体の熱だけを共有する関係。

そんなまやかしの関係はもういらない、という決意と【愛して】という本音。

 

 

 


悩ましく涙ぐむ君の瞳に映る
僕は今放つのさ 言い訳に代わる言葉

 

⇒ 最後までどっちサイドで書くか迷ったんですけど、どっちとも取れますよねこの台詞。

 

【言い訳に代わる言葉】ってことは、取り繕った虚勢は捨てた心から溢れ出るありのままの言葉ってことになるだろうし。そうなると、サビで最後に出てくる【愛したい】と【愛して】が当てはまるのかなぁと。

 

 

愛したい人と、愛されたい人。

 

受動的と能動的で一見相対しているように見えるけれど、根底には自分だけの唯一の人でいてほしいっていうある種の独占欲みたいなものがあるのかな、と考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

終わったー!

 

いやはや、考えてる間にも、いやじゃあこういう解釈もあるよね、でもこっちも捨て難いし・・・ってころころ変わってました。多分しばらくして読み返したら新しい解釈が生まれているかも知れません。

 

まぁ、現時点でのみんさん的Tasty Uはこんな感じですね。お粗末さまでございました。

伊野尾先輩と華麗なる朝チュン




色んな部署が集まる飲み会。
いつもなら楽しいはずなのに、何故かこの日はあまり乗り気じゃなくて。


端の方で、隠れるように飲んでいると、少し離れた席に伊野尾先輩がふと見えた。楽しそうに話しながら飲んでる姿をぼーっと眺めてると、バチッと視線が合って慌てて逸らす。汗をかいたグラスを意味もなく睨む。
まだこちらを向いているであろう目線が気になるけど、顔は上げられなかった。


ちょっとお手洗い行ってくるね、と同期に伝えて席を離れ、お店の外へ。
少し冷たい空気に、嗜む程度だったお酒の酔いはすぐに冷める。
このまま居ても変わらない。申し訳ないけど抜けよう、とぼんやり考えながら一人壁にもたれかかっていると突然後ろから声。



「気分悪い?」



振り向けば、そこには伊野尾先輩がいた。



『や、ちょっと飲みすぎたんで休憩です』



咄嗟に嘘をついて笑って誤魔化す。本当は酔うほども飲んでいないのに。

そっか、と分かったんだか分かってないんだかな返事の後、さも当たり前みたいに隣にやってくる伊野尾先輩。ふわっと伊野尾先輩の香水が控えめに香って、心拍数が上がる。



『先輩こそどうしたんですか』
「俺ぇ?んー、俺もちょっと飲みすぎたから」



一緒だね、そう言って笑う伊野尾先輩。冷めた筈の酔いが戻ってくるような感覚、ふわふわとした意識の中、伊野尾先輩が下から覗き込むように視線を合わせて呟く。



「帰っちゃおうか、二人で」



帰る?誰と?あたしと?伊野尾先輩が?


ぐるぐる考えを巡らせて無言になったあたしを見て、伊野尾先輩は少し不安そうな顔で「嫌?」だなんて聞いてくるから、ぶんぶん!と首を振る。

よかった、じゃ、荷物取ってくるから待ってて。と店へ消えていった伊野尾先輩。
慌てて同期に【ごめん、先に帰ります】とライン。暫くして【いのーさんに荷物預けたよ、お持ち帰りよかったね( 笑 )】とド直球な返事が返ってきて店前で一人じたばた悶える。



そう、これは断じてお持ち帰りではないのだ、優しい先輩が家まで送ってくれる、それだけだと言い聞かせて歩き出したのは数十分前のお話。



『先輩』
「ん?」
『酔ってないですよね』
「・・・バレてた?」
『だって全然飲んでなかったから』
「飲んでないの分かるくらい、俺のこと見てたの?」



意地悪に笑う伊野尾先輩、図星で顔も見れない。



「んー・・・ていうか、俺あんまりあぁいう場得意じゃないんだよね」



静かに飲んでる方が好きだわ、と零す。



『そうなんですね』
「まぁそれもあるし」
『?』



前を向いていた伊野尾先輩がちら、と視線をこちらへ向け、歩みを止める。確かに酔ってない筈のその瞳は、少しだけ潤んでいる。



「一緒に帰りたかったから」



真意の読めない言葉に馬鹿なあたしは振り回される。
期待してもいいのか、自惚れてもいいのか、そんなこと聞けなかった。


ずるいですねそういうとこ、と可愛げのない返しをすれば、ケラケラと笑ってまた歩き出す。



『・・・あの、』


もう、酔っていることにしてしまおうと思った。
駆け引きなんて出来ないなら、勢いで雪崩込んでしまえばいい、と。
さっき自分に言い聞かせた言葉は、もう何処かへ消えてしまった。



『よかったら、飲み直しませんか』



斜め前を歩いていた伊野尾先輩の歩みが止まる。
振り向いたその顔は、少しだけ驚いていて、さっきの仕返しだと、場違いな事を考えてしまった。



「・・・どこで?」
『・・・あたしの、家で、です』



家、家かぁ・・・と上を見上げて頬を掻く伊野尾先輩が、同じく立ち止まっていたあたしの所まで戻ってきた。
四歩、三歩、二歩、一歩。靴の先が触れ合う程の距離。さっきよりも濃く香る香水に、頭が回らなくなる。

ねぇ、と聞こえる声はいつもと変わらない。ただ、瞳だけは、鋭さを携えていた。



「俺、子供じゃないからさ、楽しく飲んでハイさようなら、なんてできないし」




すっ、と掌が髪を撫でる。指先が梳かす様に滑って気持ちいい。



「その先だって、期待しちゃうよ?」



いいの?と可愛く首を傾げ、返事を促す伊野尾先輩のスーツの裾を掴む。

もう、逃げられないのだ。



『伊野尾先輩なら、いいです』



決意とは裏腹に尻つぼみになってしまった言葉を聞いた伊野尾先輩は、くすりと笑って手をかけていたあたしの後頭部を引き寄せる。
突然のことにつんのめり、思わず伊野尾先輩の胸に飛び込む形となる。



「あんまりかわいいことばっか言わないで、・・・止まんなくなるから」





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夜のなんやかんやは割愛
朝チュン🐤まで早送りです
ーーーーーーーーーー





朝、アラームが鳴り響く。

あまり飲まなかったせいでそれほど目覚めは悪くない。でも気分が乗らなくて、飲み会を先に抜けて、それから・・・それから?



重たい瞼を開く。



「おはよ、」



伊野尾先輩が、隣にいる。
一気に蘇る昨日の情景に、顔から火が出そうだった。



『・・・おはようございます、・・・いつから起きてたんですか・・・』
「えー?30分くらい?」
『もしかしてずっと見てたんですか』
「うん、ずーっと見てた、かわいいから」




朝から刺激が強すぎる。ストレートな甘い言葉も、シーツに染み込む体温も、直に感じる肌の感触も、何もかも。



『も、やめてください・・・』
「はずかしいの?、かわいい」
『うるさい・・・』



思わず顔を掌で隠せば、なんで、顔、見せてよ、なんて優しく解こうとする伊野尾先輩。火が出るところの騒ぎじゃない、燃えてしまう。


地味な攻防戦の途中、ふと気付く。アラームが鳴ったという事は会社があるということで。こんな悠長に甘い雰囲気を楽しんでいる(楽しんでいるのは伊野尾先輩だけだ)場合ではない。
ベットを抜け出そうとしたあたしの腕を掴む、そんな人は一人しかいない。



「ね、もう今日は会社休んじゃいなよ」



悪魔の囁きである。
華奢な割に腕を掴む力が意外と強いことは、昨日身を持って体感した。



『二人で休んだら怪しまれますよ』
「だいじょぶ、俺有給取ってるもん」
『でも、』



あっという間に、顔を隠していた手を取られて、指が絡まる。真っ白で綺麗な手に捕らえられた。



「俺と、いたくないの?」



グッと距離を詰められて、まだ少しだけ眠たそうな伊野尾先輩の目に映る自分の姿。
仕掛けたのは確かにあたしだ。でもいつの間にか術中にはまっていたのもあたしだった。


うぅ・・・、と唸ったあたしを完璧に堕とす爆弾は、唇が触れ合うギリギリの距離で発射される。



「電話できたら、ちゅーしてあげる」




少しの沈黙の後、スマートフォンに手を伸ばしたあたしを、いい子、と褒める伊野尾先輩は、悪い子。

彼氏伊野尾くんと後輩中島くん


一つ上の先輩である伊野尾さんとお付き合いしてるんですけど、結構大きな喧嘩をします。仕事上は話すけどそれ以外皆無。お互い意地になって謝るタイミング逃してズルズル。



周りも何となく察してるけど聞けない状態で、でもそこでいい意味で空気の読めない同期岡くんが話しかけてきます。




「ねぇ、もしかしなくても、いのちゃんと喧嘩してる?」
『うん』
「いのちゃん生きる屍じゃん」
『あっちが謝るまで無視する』
「あーなに?今回は向こうが悪いんだ?」




すると、同じ部署の二つ下の後輩、中島くんがデスクの向こうからひょっこり顔を出します。




「どうしたんですか?」
『んー?あ、ゆーと君か。何にもないよ』
「え~?俺には教えてくれないやつですかぁ?」
『あんな変人先輩にもって大変だねゆーと君も。ご苦労さまです』
「変人?」
「いのちゃんだよいのちゃん」
「伊野尾さん・・・?」




実は最近異動でこの部署にやってきた中島くん。社内恋愛事情にはまだ少し疎い部分がありまして。
聞こえてきていた会話と今のやりとりで伊野尾さんに彼女がいるのと、喧嘩中なのを察する中島くん。




なんやかんやで定時。



みんなが帰り支度をする中、またデスクの向かいからひょっこりと頭が。




「お疲れ様でーす」
『お疲れさまー』
「あの、今日って夜空いてたりしますか?」
『今日?んー、あ、うん何もないね』
「じゃあ!ごはん行きませんか?」
『あたしと?いーけど・・・あ、これ終わらすからちょっとだけ待てる?』
「はい!じゃあ下で待ってますね!」
『はいはーい』




ぱたぱた駆け出す中島くん(かわいい)。



キリのいいとこで終わらせて退勤していった彼女を見届けて姿が見えなくなった瞬間、伊野尾さんがおかしくなります。




「あああああああああああああああ」
「いのちゃんそれほんとやめて」
「だいちゃああああああああん」 
「うるせぇ!」
「どうしようどうしよう八頭身イケメンに誘われてごはん行っちゃった」
「・・・ゆーとね。いいんじゃないの?ごはんだけでしょ?」
「あああああああああ」
「てかいのちゃんその前に謝らないとダメじゃん」
「だってめっちゃ怒ってたもん」
「もうマジしっかりしてくれよいのちゃん・・・ゆーとに取られても知らないからね」
「それはもっといやだあああああああああ」




人も疎らなオフィスに響き渡る総務伊野尾さんの断末魔。同期岡くんも溜め息しか出ません。







一方その頃彼女さんはというと。


中島くんオススメの焼き鳥屋さんで乾杯。レモンサワーと生中でおいしい焼き鳥に舌鼓。


歓迎会の時に隣になってから何故かよく懐いてくれている中島くんは、絵に描いたようなイケメンで社内でもモテている(らしい)。


楽しそうに喋っている横顔はモデルなんじゃないかと疑うほどの造りをしていて、そりゃモテるわなと内心思っていると。




「あの、」
『んー?』
「付き合ってるんですか、伊野尾さんと」
『んー、まぁ、うん』
「でも今は喧嘩してると」
『そんな感じかな』
「だとしたら分かりやす過ぎますね」
『だよね~あんな抜け殻みたいな顔してたらダメだよね』
「抜け殻って( 笑 )」
『でも今回はあっちが悪いから謝らないって決めてんの』




彼女、レモンサワーぐいーっと煽る。
中島くん、せせりを食べる。




「へー・・・てか残念です、付き合ってたんですね伊野尾さんと」
『うん・・・え、なに、いのちゃん狙ってたの?』
「なんでそうなるんすか(笑)」
『あたし?はー・・・物好きだねゆーとくんも』
「まぁ彼氏がいる人にはなにもしないんで」
『あらお利口さん。今ならぐらっといっちゃうかもよ〜?』
「あっは!だめでしょそれは〜!」
『んはは・・・さて、そろそろ帰りますか、明日も仕事じゃ〜』
「あ、ぼく送りますよ」
『いいよいいよ、こっから近いし』
「だめです!夜道は危ないですから」
『そう?じゃあお願いいたします』




(すごいどうでもいいけどここでお会計でひと悶着したい。「僕が誘ったんで僕が出します!」って聞かない中島くんね。後輩なんだからいいよ、って言ったら見えない犬耳がしゅん⤵︎って下がってるのが可哀想で、じゃあ、今度は中島くんの奢りね?って言ったら尻尾ぶんぶん振ってはい!って返事すればいい)




お言葉に甘えてアパートの近くまで送ってもらうことに。




『とーちゃくです』
「じゃ、お疲れ様です」
『ありがとうなぁ風邪引かんようにあったかくしてねるんやでぇ』
「お母さん!(笑)」
『にへへ、おつかれ〜』




軽い足取りで階段を上がっていると、




「・・・あの」
『なに?』
「伊野尾さんに飽きたら、僕立候補しますから」
『・・・ふふ、ばーか』




真面目な顔から一転、いたずらっ子みたいに笑って頭を下げる中島くん。


年下もいいかも、と一瞬思う。




「へへっ、おやすみなさい」




廊下を歩いていると、自分の部屋の前にしゃがみこむ人影。顔こそ見えないけど、見覚えのある黒髪、体格、革靴。




『え、いのちゃん?』
「おかえり」
『ただいま、って鍵は?持ってるよね?ずっと外で待ってたの?…っうお』




突然立ち上がって抱き締める伊野尾さん。苦しい程抱きしめてくるのなんか初めてで困惑。

首元に顔を埋めて、隙間なんか無いくらいに抱き締められる。




「おかえり」
『ちょ、いのちゃん、くるしいって』
「おかえり、ごめんね、ごめんなさい」




もごもごと泣きそうな声で謝ってるのを聞くと、なんだか今まで怒ってたのが馬鹿らしくなってきて。パンパンに空気が詰まった風船が、しゅるしゅると萎んでいく感覚。




『…もーわかったから、あたしも意地はりすぎた、ごめんね』




背中をとんとんして、顔の横にある頭を撫でてあげると、少しだけ伊野尾さんの身体の力が抜けた。


結局のところ、意地っ張りで、少しヘタレだけど、伊野尾さんのことが大好きなのです。




「ゆーとのとこ行っちゃやだ」
『行かないよ、ばーか』







ゆーとくん当て馬にしてごめんなさい!!!!!!


まだ好きになる前だから良かったよねゆーとくん!ちゃんとこのあとゆーとくんにも彼女ができるといいね!

Hey! Say! JUMPはこういうドラマをすべきである




早いもんでもう今年が始まって4ヶ月。あの歓喜のChikuTakuから4ヶ月が経とうとしているだなんて・・・と思いながら、社会人はせっせこと来たるべき現場の為にアイドルに会う資金を作るのであります。






そんな訳で今晩は。久しぶりにはてブロ。


いくつか前の記事でHey! Say! JUMP全員出演ドラマを作るならって妄想をした訳なんですけれども、まぁ知ってる方もいるとは思うんですが、Twitterの方でこれだけは外せないと思うシーンをいくつか投下しておりました。


実はこの妄想結構自分でもお気に入りで、今でもいろんなシーンを考えたりするんです。しかし、いかんせん登場人物大体頭おかしいので(自分のさじ加減)、これ受け入れられんのかな・・・ってびくびくしながら書いてます。割とプレパラートみたいなハートです。打たれ弱すぎ。


まぁ誰になんと言われても思い入れのある妄想には変わりないので、だったら一つ一つのシーンに考察?を付けながらもう少し広げてみようかな、と思う訳です。
やはりツイッターの文字数や画像掲載数では無理があるのです。語ってもいいのならいくらでも語りたいしきっと終わらない。酒を持って来い。寧ろ酒が来い。


※書きたいものから書いていったので時間軸はバラバラになってます、ご了承ください。




それでは一つ目。山田サイド。


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一つ目から阿呆みたいに重い。

雨、をキーワードとして書こうと決めてから、初めに思いついたのがこのシーンでした。
大粒の雨が降りしきる、ある種密室のような空間で行われる犯行。なにもかもを雨が隠して、流して、消してしまう。そんなことを書きたかったんだと思います。

自分たちのことを暴こうとする山田の存在が憎い知念ちゃんが、義兄である伊野尾さんが “ 雨の死神 ” だと悟られないように、闇討ちを仕掛ける訳なんですけれども、ここで知念ちゃんの誤算が出てきます。

一度脅しで刺せば恐怖で追いかけることもしないだろうと思っているみたいですが、残念でした山田は刺されれば刺される程燃えます。

案の定、山田は驚異的な回復力を見せ医者も驚きの勢いで退院をし、さらに瞳孔を開いて雨の死神を追うんですね怖いですある意味死神より怖い。

毒蛇ってかっこよく書いたけど山田は間違いなく登場人物の中で一番変態。エロいとかそう言う意味ではなく本当に頭が可笑しいという意味でのクレイジーでアクティブなHENTAI。





二つ目、やぶちゃんサイド。


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やぶちゃんに喫煙させたかった、この一言に尽きる。

前述の通り、やぶちゃんと伊野尾さんは高校時代それなりに仲が良かったんだけど、お互い別の道に進んでからは疎遠になってしまっていて、やぶちゃんはすぐに伊野尾さんのことを思い出すことが出来ません。
勿論、同級生が殺人鬼だなんて1ミリも思わない訳で、この夢は繋がることなくやぶちゃんの記憶に留まります。現時点ではね。

同級生、といっても仲良しから顔見知りまで広義ありますけど、二年生で一年間だけ同じクラス、ってくらいの距離感にしたいです。その時はそこそこ仲いいけど、三年で離れて。廊下で会ったら話すけど遊びに行ったりまではしないみたいな。いますよねそういう友達。
ていうかやぶいのって絶対三年の進路選択でクラス分かれる。やぶちゃん文系伊野尾さん理系。





三つ目、知念ちゃんサイド。


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犯行前の癖?習慣?をなにかひとつ付けたくて、それをできるだけ死ぬ事と対極にあるようなものにしたくて、生きる上で欠かせない “ 食べる ” という行為に落ち着きました。

伊野尾さんってもう限りなく二重人格なんだと思います。知念ちゃんの家のドアを閉めた瞬間に、【伊野尾慧】は一度死にます。
犯行後、息が乱れたまま帰宅し、さっきまでの余韻をひきずりながら知念ちゃんが作ったフレンチトーストを涙を零しながら喰らう伊野尾さん。食べることで徐々に【伊野尾慧】が息を吹き返す。
伊野尾さんにとってこのフレンチトーストが、知念ちゃんの存在があるから、心の均衡が保てている訳で。結局共依存しています。

腹違いの兄弟なのに、それでも己で罪を犯して(一つ目の妄想参照)まで、伊野尾さんを異常な程に守ろうとする知念ちゃん。そうなった原因の幼少期の回想も書きたいなぁと思ってます。





四つ目、ひかるくんサイド。


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ゆーとに振り回される(悩まされる?)ひかるくん、という構図ってええやん?みたいなノリで自然とこういう形に。

オンとオフでのギャップを目指した結果、ゆーとがトンデモ電波ボーイになってしまっているのは申し訳ないけど割と適役だとは思ってます。これくらい振り切った役もササッとこなしてしまいそうな中島裕翔恐ろしい子

過去に遡るための手がかりである遺留品や御遺体。それらの声なき声というか、伝えきれない想いをゆーとは探して、拾って、形にするって作業をする訳で。
だから電波ボーイではあるけれども人の感情の変化とか気持ちに誰よりも敏感で、それでいてそっと寄り添える優しさがある。ゆーとはそういう人であって欲しいなぁと。そういう意味でとりんとりんは凄く似ているのかも知れない。





五つ目、ゆーやサイド。


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は~~~~~大好きなベイジャンコンビ~~~~~~!!!!!!って思いながら書いてました。

探偵という名の情報屋もといなんでも屋なありたか。有岡くんは壊滅的に書類整理が苦手で、いつもゆーやに「もう!」って怒られてます。事務所のデスクには紙が山積み。

有岡くんの残酷さとゆーやの自責、を課題として書いたんですが、有岡くんはこう、なにか悪事を働いてやろうとか誰かに対する憎悪とかマイナスな感情で動いている訳ではない、ということに注意して書きました。
純粋に、一連の事件をエンターテインメントとして楽しんでるんですね。だからまぁ質が悪いんですけど。最終有岡くんをキーパーソンとして終了させたいな、と思ってます。驚く位胸糞悪い終わり方です。





六つ目、やぶちゃんサイド。


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スクショの雰囲気が変わったのはこの辺で私がiPhoneに機種変したからです。

やぶいのの久々の再会。お互いがお互いの真実を知らないままの再会。絶対カフェじゃねぇわと思って定食屋。
一応時間軸的には夢を見た後のこの再会のシーンにしています。

犯行自体は雨の夜限定ですが、雨が降ると時間関係なく少し不安定になる伊野尾さん。本人はその症状も分かっていて、人前ではコントロール出来るくらい慣れているので職場の同僚にさえ分からないレベル。分かるのは知念ちゃんのみ。
でもやぶちゃんは何となく感じるわけですよ、 “ 泣いているように見えた ” と。そのへんは職業柄というか、なんというか。

あと別に説明なくても分かると思うんですけど、最後の一文にある通り、ひかるくん刺したのは伊野尾さんです。





七つ目、ひかるくんサイド。


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六つ目からの続きみたいな感じですね。やっとけーとの登場です。

けーとはこの一連の事件を通してここまで成長してて、それを分かってるから託したひかるくんに全米が涙しますよね。
叱るのもひかるくん、支えるのもひかるくん、背中を押すのもひかるくん・・・ひかけとって・・・ええやん?

なんかこう、この妄想って油断したらすぐ暗くなるからけーとの成長だけが書いてる時の唯一の心の支えというか、これでなんとか耐えてる感が半端ない・・・


あとはもうみんな大好きやぶひかですよね。どうしようとやぶちゃんには敵わないひかるくん。
ひかけとが話してるのを病室のドアのすぐ横の壁にもたれ掛かって微笑みながら聞いてるやぶちゃん。絵になり過ぎて怖い。
頭をくしゃくしゃ~ってして「しっかり直せよ」って言った後振り返らずに片手をひらひらさせて病室を去るやぶちゃん。絵になり過ぎて怖い。



今んとこストックはこれだけ。


改めて振り返って私は多分食べる描写が好きなんだろうなってことが分かりました。食べるっていいよね。